2018田んぼ その3〜まとめ
やっとこさ、まとめます。田んぼ。
【植えつけ】
5/31、6/2〜3
とちょびちょび植えつけ。
わいわい言いながら植えるのも楽しかったな〜
植えてからの稲の葉の色は今年生えた若竹の葉の色くらいがベスト。
少し黄色っぽい黄緑色。
このとき、緑がきれいでしっかりしている
=肥えが効きすぎ
=長雨でいもち(葉がぷちぷちちぎれる)病気になりやすい。
ちなみにこのいもち病は水温が低いのもなりやすい原因のひとつ。
そんなときは、2〜3通り木の板で水よけを作って冷たい水が直に入らないようにすると少しは改善される。
植え終えてから発覚したことね。
水の出口から入り口に向かうように植えていく。
そうすることで水が濁らず、植えるところがわかりやすい。
植えて前進、植えて前進。
これ逆にやってた〜笑
【草引き・お水の管理】
小さい草(水の高さより大きくない程度)が見えてきたら、それをかいてやる。
白い根が浮く感じでok。
根っこが水に浮いて、地面につかなければそのまま置いてて大丈夫。
草が大きくなってから引く場合は、引いた草は集めて捨てる。
植えつけてから2、3回ちょろちょろしたかな〜というくらい。
あんまり草は気にならなかったかな。
お水の管理は田んぼの近くのおばちゃんにお任せしてたので詳細はわからないですが。
この田んぼの場所は山間で寒いところなので、あまり深水にしすぎないほうがよい。
川から直接お水を引いてるので、たまに葉っぱやらが水路につまったりするのでのけてあげる。
【土用干し】
7/20〜3日間くらい
土が踏んでも沈まない、表面がぱりぱり割れるくらいまで水を断つ。
だいたい3日間ぐらいかな。
その後またお水を普通に入れる。
土用干しの後はあまり田んぼ内に入らないほうがよい。
よって、土用干しまでに草引きはやっとこう。
あとは見守るばかり。
【刈りとり】
10/3 13:00〜19:00
刈りとって、稲木にした。
どんどん日が暮れて真っ暗で、車のライトのもと、作業したよ。笑
今回は次の日また大きな台風が来るってこと。
そしてタイに行くまでに乾かしてしまいたいこと。
その2つからまだちょっと青すぎかもやけど、刈りとり決行しました。
目安は、稲穂が出始めてから40日で刈りとり。
穂をつぶして汁が出なければ熟れてるってことなので刈りとってok
青刈りくらいのときがおいしいらしい。
今年は大きな台風が来て倒れてしまってた。
手刈りなので、倒れても気にしなくてよいみたい。
わたしの稲。まだやっぱり青い。
キリシマのおばあちゃんおすすめの刈りとりベストタイミング稲。
黄金色に熟れてて美しい。
大お手伝いをしてくれたので、その日に終わったよ。
ありがとう〜〜
刈りとって、わらでくるくるまとめてとめる。
結構きつめにしっかりと。
これを稲木に。
互い違いにしながらかけてゆく。
【干す】
1週間〜1ヶ月。
そのときの天気、風によって大きく変わる。
中には霜が降りるまで干す人もいるらしい。
これは刈りとってから17日後の稲。
【こなす】
10/22 くもり。17:00〜19:00
本当はもっとカラッとした日に、あと一週間ぐらいは干したかったのやけど。
タイに行くこともあり、早めに急いで脱穀。
めちゃめちゃレトロな機械。
ふみふみして脱穀する。
しっかり稲を持ってないと手をとられてしまうので気をつけて。
ごみをよけよけ。
さらにとおしでよけよけ。
で完成!
今回はやっぱりまだ完全に乾ききってなかったみたいで、脱穀したあと晴れた日に一日広げて乾かそうということになった。
このもみの状態で2袋弱、収穫!
稲わらをこれで束ねて終了!
そして先日。やっと新米いただきました。
炊いてるときの香りがぜんぜん違う。
これってごはんの匂いなん?って思うぐらい豊かな香りがした。
わたしよりも彼のほうがうまいうまい言って食べていた。
思っていたほど劇的な感動みたいなのがなくて、そこにちょっと驚き。
でもじんわりやってくる、ああしあわせやな〜って感覚。
自分の手をかけて作ったもの。
たぶんちょっと照れもあるのか、主観入ったあかん!という信念強すぎて素直に感じられへんようになってるのか。笑
心の複雑骨折感がうかがえる。笑
じんわりしあわせでもいいやん。
そうやって、自分の感じてること認めて受け止めることから始めよう。
追記
昨日、だいすきなきぬこさんのとこでお茶した。
おしゃれで、かわいくて、わたしもこんなおばちゃんになりたい。
お家はカーテンの代わりに、和紙で。
いたるところにおしゃれが散りばめられている。
きぬこさんの感覚、すごくすき。
そこでむかしむかし、自然農でお米を作ったということ。
川口由一さん。一番尊敬する人なの。
ってうれしそうにそのお米の作り方を教えてくれた川口さんの話をしてくれた。
農を学びに行ったというよりも、生き方を学びに行った。
そう言ってた。
そして川口さんの本を読んで納得した。
虫や草を取り除くのではなくて、そこに稲を共存させる。
共存してるから虫がいてもその作物ばかり食べられてしまうことがなくなるらしい。
悪者がいなくて平和。
良い悪いの価値判断がそこにはなくて、心がものすごく優しく穏やかになった。
ここ5日間くらい、また大きなアップデートの時期をむかえていて。
今現実に起きていることを受け止められず。
どうやったらこの嫌な感覚が取り除けるのか、排除することばかり考えていた。
言葉にするの、なかなか難しい。
価値判断なしに受け止める
それを教えてくれたのがこの川口さんの本やったのかな〜とちょっとうれしくなった。