雨のあと、光のようなひと
空が明るい。
あたたかい夜。
雨のあとの山の音。
月が洗い流してくれる。
そうしてすぐに、すてきなひとを知った。
美しくて、妖精のような、魔女のようなひと。
そのひとのことばには愛と光が溢れていた。
過去からの延長ではなく、いまの自分を見つめる。
いまこの時も、わたしたちは新しくなっている。
きらきらではなく、ひとつのいのちが光っている、
太陽と星のように。
わたしの黒いところにも光を差してくれた。
あたたかい気持ちなった。
わたしもこんなふうに生きたい。
いつかどこかで会えることを信じて。