根っこから取り除く。
朝の瞑想中、終わったあともイライラ。
何に関してかよくわからないけど、溢れてくるイライラ。
ああ、いまこんなにもイライラしてるんやなぁと少し客観的に見ている自分もいる。
そんなイライラを癒してくれた、朝ごはん。
いつもくだものとヨーグルトを食べるのやけれど、そこに春が添えてあった。
はるバージョンだよ。と彼。
桃(?)の花と菜の花。
いつもなら意地はってしまうけど、そんな力も出ないほど。
イライラがさあ~と過ぎていった。
これもまた、変わる
無常をまた感じる。
自然に畑へ足が向き、気づけば一日畑仕事をしていた。
仙人川口さんに出会ったおかげでやってみたい畑のかたちが見えた。
ゆっくり自分のペースで自然とできる限り調和してやってゆこう。
やさいや植物を育てることも、音楽や踊りとおなじように表現することだと思っている。
畑にはそのひとらしさが必ず出てくる。
そんな理由からか、大阪から高知へ向かうバスから畑を見るのがすごくすきや。
さて、今日は初めて開墾した。
できる限り土は動かさず。
どうしてもカヤがたくさんなのでこれは取り除く。
ひとつひとつ根っこから。
瞑想で 苦しみを根っこから取り除く と言われてたのやけど、それをやってる感覚になった。
腰は痛くなるし、疲れるけど、これも一歩ずつ。
わかりにくいけれど、これで一畝できた。
ここにはじゃがいもを植えます。
一日畑にいるといろんな発見があってたのしい。
畑を見る力、感覚が育っているのだろうか。
今日の始めと終わりに畑を見たときの感じ方、見え方が変わった。
枯れたきり株のまわり。
ここの草たちは青々としてイキイキしていて元気。
きり株から栄養をもらっているのだろうか。
この場所にはこれを植えたいな、と自然に湧いてくる。
それがそのやさいやその場所にとってよいのかわからないけど、その感覚を大切にやってゆこう。
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畑で元気よく動くとごはん作りのインスピレーションも湧いてくるみたい。
たくさんの大根をいただくのでそれでぶり大根、というのは朝から決まっていた。
そこから献立を考える。(というより食べたいものを感じる)
紅芯かぶのなます
白どうとレンズマメのサラダ
あとおみそ汁。
白どうはこのあたりで昔作られていた里芋で、親芋を食べる。
(関東?群馬?そのあたりでもあるとか…)
大阪では里芋といえば、ねっとりな触感。
白どうはぽくぽくと珍しい触感。ぱさぱさしてるといえばしてるかな。
それにピクルスのマリネ液を少し、マスタード。
そして彼が作ったヴィーガンバターで香りとコクを。
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畑仕事中、そばで見守ってくれていた。
疲れて寝ている、この子もいつにも増してピンクが際立つ。
桜のようなはるを感じた。
たんぽぽのわたげがまとまってきらめいていた。
これからの未来をあたためながら、やさしく、ひっそりと。
このお花も名前は知らないけれど、畑にたくさんある。
ぎらぎらした紫ではなく、どこか透明感を感じる。
野草はちいさくてはかなくて、でも強い。
美しい。