これもまた、変わる

10日間の新たな経験をしてきました。

ヴィパッサナー瞑想という瞑想を学ぶコースです。

ひとつ、このわたしの感想を読む前に。

(ちょっと心配性が出てきていて、念のために)

 なにも知らない、真っさらな状態で始めるのがよいかなと感じました。

感想も、本当のコースではない ちらっとお試しするのも、なにもなしで。

わたしはひとの感覚と自分とを比べてしまう癖がまだあるので、

他の人の状態や正式でないお試しから、余計な苦しみを生んでいたことに気づきました。

その苦しみには気づけて、解放できましたが。

(このプロセスもわたしとっては必要やったのかもとも思う)

だからもしそのような心の状態のひとがいるなら、これは読まなくてよいとわたしは思います。

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では。

なんて素晴らしい！10日間で大きな恩恵を受けた！

というひともたくさんいるよう。

わたしはそんな目に見えるような大きな変化はなかった。

そして、はてながいっぱい。

でも、解放された苦しみ。

苦しみの解放の方法を学べた。

わたしの課題がよりはっきり見えるようになった。

課題がわかり、その解決法を教えてもらったいま、実行するかどうかはほんとうに自分の決意。

自分の責任。

なにより、

すべてのものは無常。

生まれては消え去る

この性質を持っている。

風が生まれては消えるように。

これを頭でわかるだけじゃなく、身体の感覚を通じて経験した。

そのことがいま感じるわたしの収穫。

なにが起きようとも、

あぁ、これもまた、変わる。

清々しく、生きられる。

そして苦しみも痛みも、喜びも、すべて生まれては消えるという同じ性質を持つもの。

それを聴いて、これまで出てきては暴れていた 執着 を少し客観的に、冷静に見られるようになった。

最初の一歩のインプットはした。

これからはアウトプット。

いま生きている社会での実践。

失敗したら…とか、また同じ間違いを繰り返したら…とか。

不安、恐れは少しあるけれど、

いまはまずやってみよう、進んでゆこうという心がいる。

ほんの少しわくわくもしている。

今回のタイミング。

すてきな出逢いがまたあった。

ひとつは わたしがこれからやろうとしている表現について。

呼吸のダンス  という表現をしているひとたち。

これは驚きと、あぁこれが導きやなときらきらした感覚。

共通のお友だち繋がり。

これは四万十でもおなじみのもの。ほっこりする。

わたしの知らない新しい世界観、土地で生きているひと。

また視野を広げることができる。わくわく。

そして驚きを超えて、なんか合点がいったこと。

コースが始まる2日前。

奈良の自然農の仙人！川口さんの畑見学会でお会いして、

強烈な印象に残っていたひと。

身につけているものもすてきで。

なによりも佇まい、振る舞い、言葉、表情が陽だまりのようなひとやった。

少ししかお話ししなかったけれど、興味深く印象深かった。

そのひとが、奉仕者(コース中のごはん作り、掃除などを行ってくれるひとたち)として参加していて、再会できたこと。

最後になったけれど。

コースマネージャー(コース中の困ったことなどを聞いてくださるひと)をしてくださった、ともみさん。

初めての奉仕者なのに、突然の抜擢。

焦ってるけど、自分のできる精一杯でサポートしますと始まる前におっしゃってた。

大変そうで、でも一生懸命に、ほんとうに精一杯サポートしてくださった。

その飾りなく、等身大でありのままの姿に心打たれた。

等身大でいるということは、わたしにとっては勇気のいること。

彼女の姿がかっこよかった。

彼女からその勇気をいただいたので、

わたしが次に同じようなことで悩んだり苦しんでいるひとに勇気をつなげます。

とコース後お話しできたのがうれしかった。

そんな感じで、数々のインスピレーションをいただいた。

ありがとう。

ずっといのちがつながって、両親がいて、生まれてきたこと。

いま、わたしという体に生まれてきたこと。

支えてくれるひとたち、導いてくれるひとたち。

そばにいてくれるひとたち。

気づきを与えてくれるひとたち。(これはまだ100%ではないけども)

苦しみから抜ける修行法を探求し、それを伝え、守ってくれたひとたち。

この経験をさせてくれている宇宙。

ぜんぶに感謝を。

ありがとう。

愛を込めて。

本日の朝、お部屋の窓より。